村岡区宿の笠波峠には七の味がするといわれている七味(ひつみ)
の清水があります。
天平年間中(729年)、奈良の高僧である行基菩薩様が旅の途中、
当地を訪れ、この峠で休憩しそこに湧き出る清水を口にすると
七つの味がする美味しい清水といわれました。
このあたりは、美方郡ですが、以前は七美郡でした。
七味の味が七の美の郡となったようです。
■村岡区宿笠波峠(京都方面)の上り口の旧街道にある
お経を納めた塚、経塚があります。
旅の安全を祈願したものでしょうか。
■写真は、左より旧山陰街道、今の国道9号線、旧国道9号線です。
■お地蔵様をお祀りしている建物です。
■ここに清水が出ています。
■七美郡誌より抜粋(七味の清水)
■お地蔵様に手を合わせ。
■それでは、甘露の7つの味のする清水を頂戴します。
まろやかな味でした。
五味は、甘さ、酸っぱさ、辛さ、苦さ、塩からさですが、
後2つの味は?・・・・・人情と自然?
■七の清水の場所より宿集落を望む。(鳥取方面)
宿集落から、山陰街道を参勤交代の行列がみられたと
言われています。
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